ノルとゴロゴロ

アクセスカウンタ

zoom RSS 猫の「ワクチン誘発性肉腫」と「赤血病」

<<   作成日時 : 2010/06/21 01:44   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


アーチャーがこの病気になった時
何か病気についての手がかりや、治すヒントはないか検索しました。
でも意外と情報は少なく
もっと病気について知りたいと思ったものです。

以前の私と同じように、検索してここを見に来てくださった方のために
ほんのわずかですが、アーチャーと私たちが体験したことを記します。



【ワクチン誘発性肉腫について】

ワクチン誘発性肉腫の前段階に気がついたのは
2007年12月の末、アーチャー生後4ヵ月弱の時のことです。
打ったのは、有名メーカーの生ワクチンでした。

ワクチンを打った後、しばらくしてワクチン接種した部分に違和感を感じ
それが変化してシコリになったので、切除をしてもらいました。
切除したシコリは、病理組織診断をしてもらっています。


         画像は、手術した数日後のアーチャー
         背中の縫合したあとを守るため、洋服を着ています
画像


画像



シコリに気がついたのが早く、また的確に切除もして頂いたため
肉腫の再発はありませんでした。

翌年以降は、念のため後ろの脚にワクチンを接種。
再びシコリになることもなく、ホッとしたものです。

ワクチン誘発性肉腫は、早期発見が重要です。
ワクチン摂取をしたら、しばらくはそっと手でなでたりして
シコリができていないか確認をしましょう。

シコリは自然に消失することもありますが
中には、肉腫になってしまうこともあります。

ワクチン誘発性肉腫は、タチが悪いそうです。
シコリが自然消失しない場合は
シコリを切除する手術が必要となります。



ワクチン接種をした場合のリスクはありますが
ワクチン接種をしないリスクも大きいです。

ワクチン接種で防げる、命に関わる病気もありますので
やはりワクチン接種はしてあげた方がよいと思います。



【赤血病について】

アーチャーは、2010年3月末にひどい貧血により食欲が無くなり
詳しい検査の結果、赤血病とわかりました。

赤血病は、血液の癌の一種で
自分の骨髄で正常な血液が作れなくなる病気です。
そのため、極度の貧血状態になってしまいます。

赤血球のガン化したものが、赤血病で
白血球のガン化したものが、白血病なのだそうです。

アーチャーがなったのは、予後が悪いタイプでした。

アーチャーの場合
白血病のウイルス検査は何回もしましたが
すべて陰性(−)でした。


掛かりつけの動物病院の先生、そして
大学病院の動物の血液の病気の専門の先生のお話では
余命1ヵ月弱とのことでした。


ワクチン誘発性肉腫と赤血病の関連性は
遠くにはあるとのことでしたので
もしあなたの愛猫が、ワクチン誘発性肉腫になってしまったら
他の免疫系の病気にも気をつけてあげてください。



とても残念なことに
動物の赤血病の治療法は
今のところありません。

将来は、骨髄移植などの有効な治療が
動物にもできるようになることを心から願っています。



〈赤血病の治療/ターミナル・ケア〉

アーチャーの場合
赤血病の目立った症状は
貧血と食欲不振、そして下痢でした。

一時的に熱が出て、また平熱に戻るというのを繰り返し
体重があっという間に減っていきます。

貧血と食欲不振と下痢は
血液の減少からおきていました。

貧血状態が進むと、鼻や口の中など白くなってしまい
食欲はなくなり、動けなくなってしまいます。


何とか、自分で血液が作れるようになって欲しいと思いましたが
脊髄の中はガン化していて
まともな血液は作り出せないので
造血作用のある薬は
使っても無意味とのことで、使用しませんでした。

動物病院で処方されたのは
生活の質を上げるためのステロイドと
胃の粘膜を守る薬と整腸剤です。

他に、犬猫用 D-フラクションプレミアムも与えました。

犬猫用ペットチニックは、独自に購入したのですが
これを与えると、吐き気が出てしまう猫も中にはいるそうです。
(アーチャーは不味そうにはしていましたが、吐き気がおきることはなかったです)。

与えても、あまり猫に効果はないので
以前ほど病院で使われなくなったとのことでした。



自分の体内で正常な血液を作り出せない
アーチャーの命を延ばす上で1番有効だったのは、輸血でした。

供血(採血)は、我が家のネコたちからです。
うちのネコたちはみんなA型でしたが、同じA型でも 合う合わないがあるそうです。
クロスマッチテストで問題のなかった血液のネコから採血をし、輸血をします。

クロスマッチテストは、輸血をはじめる直前にしないと合わない場合があるので
輸血をする当日にテストしていました。


供血する猫は、若い方が良いそうですが
うちは2〜7歳の猫たち5匹から、順番に供血しました。

採血できる量は、採血する猫の体重によって決まります。
また健康状態も良くないと採血はできません。

我が家の猫たちは
体重が3、2〜6、7sでしたので
35〜80ccの血液を採血して
6時間ほど時間をかけて輸血をしました。

採血は、鎮静剤をかけて首からです。
輸血をするアーチャーは、左右交互の前足からしていました。



         輸血をするために、前足に毛を剃ったあとがあります
画像



輸血した後は、一時的に熱が出ましたが
熱が落ち着くと食欲も戻り、元気も出て
ほぼ以前と変わらない生活ができました。


ですが供血(採血)した猫は、一時的な貧血状態になります。
供血した猫は、貧血状態から抜け出すのに
2〜3日かかりました(例外もいます。
血液濃度の濃いマリーだけは、多く供血しても元気でした)。

貧血になってしまうのは、供血した血の量によるのだと思います。

アーチャーの場合は、多くの血液を必要としたため
なるべく多く採血してもらっていました。

供血した猫の脊髄で
新しい血液を作り始めるのは、3日かかるそうで
再び供血できるまでに回復するのには
約1ヵ月必要なのだそうです。



輸血したあとは、徐々に血液が減っていき
1週間〜10日ほどで、また貧血状態になってしまうので
そうなると、再び輸血が必要になってきます。

アーチャーの場合
食欲や血液検査で、貧血の具合がわかりました。

食欲が無くなってくると
総合的な栄養よりも、好物のものに切り替えます。

1日のうちで、わずかに食欲が戻る時を見逃さずに
少しずつでも、フードを根気よく与えます。

具合が悪い時は、首を下に向けて食べるのが辛いので
首の高さに合わせて、本やティッシュケースなどで食器の高さを調整したり
食器を手に持って与えていました。

水も、寒い季節は冷たいと飲みづらいので
体温ほどに温めて与えます。


それでもいよいよ食べなくなると、また輸血の出番です。

1度供血した猫から、再び輸血すると
抗体ができてしまうことがあり
そうなると、その猫からの輸血は不可能になります。

理論的には
多くの猫に一回ずつ、供血してもらうのが良いことになりますが
色々な理由から、なかなか難しいのが現状だと思います。



余命1ヵ月以内と宣告されたアーチャーは
1ヵ月半 生きました。
同居ネコたち全員の供血のおかげです。

闘病生活は、アーチャーにとってとても辛いものでしたが
それでも輸血をすると、美味しそうにご飯を沢山食べたり
走ったり、好きな高い場所でくつろいでいたりすることもできたので
少しでも長く生きてくれて良かったです・・。




余談ですが、アーチャーは秘蔵っ子だったため
動物保険に入っていました。

「ワクチン誘発性肉腫」の時も、「赤血病」の時も
保険のおかげでずいぶん助かりました。


万が一の事態に備えて
愛猫の保険に入っておくのも良いと思います。





 -------------------------------------------------
 t_pol_ent☆yahoo.co.jp
 〈↑メールをくださる方は こちらへお願いします m(u_u)m 〉
 お手数をおかけしますが☆の部分を@に変えてお送りください。
 -------------------------------------------------


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!)
かわいい
猫の「ワクチン誘発性肉腫」と「赤血病」 ノルとゴロゴロ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる